新型コロナウィルス

新型コロナの新しい変異株、オミクロン

日本で新型コロナの第5波が落ち着いて早2ヶ月が過ぎでいます。
世界的には、デルタ株の流行が収まらない状況の中、南アフリカから新たな懸念を持つウィルスが出てきました。

「オミクロン」と名付けられたこのウィルスは南アフリカの一部地域では、デルタ株から置き換わっているようです。
各国が渡航制限などで対応していますが、すでにイギリス、ベルギー、オランダ、イタリア、香港、イスラエルなどで陽性者が確認されています。イタリア、イスラエルでは市中感染と思われる症例も出ています。

「オミクロン」は人に感染する鍵となる部分おスパイク蛋白が32箇所変異しているとされています。まだわかっていないことも多い変異ですが、その感染力や毒性、ワクチンの効果減弱が懸念されており、日本でも水際対策が開始されています。一度広がれば取り返しがつかない可能性があり、危険なウィルスとみなして対処すべきでしょう。

さて、ウィルスは自分のコピーを作って体内で増殖していきます。その過程でミスコピーが起きるのが変異です。

言い換えると、変異とは偶然に過ぎないのです。ウィルスに意志も意図もありません。

ウィルスの変異には強毒化する変異と、弱毒化する変異があります。弱毒化する変異は自然消滅するため、私たちは見聞きすることがありません。強毒化したものだけが、生き残ります。人の体内で増殖する機会が多ければ多いほど、偶然である変異の可能性は高まります。世界的に流行を抑えれば解決への道を進めるはずですが、それには世界が歩調を合わせる必要があります。これはとても難しいことです。

2年前の今頃、最初の新型コロナウィルスの拡散が始まりました。最初は対岸の火事と思えたことが、あっという間に世界中に広がりました。私達は、世界中が密に繋がった、そんな現代社会に生きています。今回のオミクロンは2年前のデジャブのように感じています。その時の教訓を活かさなければなりません。

個人個人と、社会が「ニューノーマル」ではなく「今までのノーマル」に戻るためには、正しい情報を理解することがとても重要です。当院はこれからも、皆様に役立つ情報を発信していきます。

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2021年11月13日